サーフィンが導入されるまでにこれに似たようなものがなかったのでしょうか。実は戦前から「波乗り」が行われていました。
これには人間の体だけで波に乗る「素乗り」と波乗り板を使う「板子乗り」といったものがありました。
「素乗り」の方は人間の体だけで波に乗るというものであり、ハワイなどではボディーサーフィンと呼ばれているものです。
現在では、プラスチック製のボディボードと呼ばれ主流になっています。
ボディボードは厚さ2~3センチ、幅30センチ、長さ60センチで丸い手かけ穴がありました。
ところで、70年代の後半、サーファーはどのくらいいたのでしょうか。
1976年の日本プロフェッショナル・サーフィン連盟のデータによれば、
当時のサーフィン人口は約15-20万人と少なく、スポーツとしてはマイナーな存在でした。しかし、余暇開発センターの『レジャー白書(1976年)』によれば、サーフィンは「今はしていないスポーツで、将来したいと考えているもの」の上位にランクインしており、情報が先行しサーフィン人気を引っ張っていったと考えられます。
1976年後半から1978年頃にはウエストコーストファッションが全盛期を迎え、その末期から1976年にかけてはよりスポーツ性の高いサーファーファッションがはやり、ファッションが占める割合は先行する情報のなかでも非常に大きかったということが想像されます。
このような状況下で進行したのが、スポーツであるサーフィンそのものがファッション化していくという現象でした。
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